テレワーク就業規定とは?
新しくテレワークを導入する場合、就業規則の変更が必要になる可能性が高くなります。働く場所が変わるだけであれば就業規則の変更は必要ありませんが「始業・終業の時刻、休憩時間」や「賃金の決定および計算方法」などが変わる場合、既存の就業規則と内容が異なる場合には就業規則の変更・追加が必要です。
テレワーク就業規定作成のポイント
就業規則の変更が必要になる場合、
①「就業規則本体の中にテレワーク勤務に関する事項を盛り込む」方法
②「テレワーク勤務規定を新たに作成する」方法
2通りあります。
どちらにするのかは個々の会社判断となりますが、わかりやすさという観点からは②「テレワーク勤務規定を新たに作成する」方法の方が良いと思われます。
テレワーク勤務規定では以下の項目を策定する必要があります。
- テレワークの定義
- テレワークの対象者
- テレワーク勤務時の服務規律
- テレワークの労働時間の管理
- 時間外労働、休日労働および深夜労働について
- テレワークの費用負担
厚生労働省より「テレワーク モデル就業規定~作成の手引き~」の資料がダウンロードできます。
https://www.tw-sodan.jp/dl_pdf/16.pdf